---長岡野亜カントクはこんな人---

長 岡 野 亜(ながおか・のあ)

京都生まれ。立命館大学在学中、アジア・アラスカ等への旅と共に写真を撮り始める。
2000年、CANON「写真新世紀」入選(荒木経惟選)。
その後、映画監督・原一男の主宰する「CINEMA塾」に参加し、ドキュメンタリー映画「かけがえの前進」を製作。
2003年山形国際ドキュメンタリー映画祭、2004.4ドイツ・フランクフルト日本映画祭「Nippon Connection」に上映参加。
KCBとは--たまたま足を運んだ「笹野みちる&豊田勇造ジョイントライブ」を見て笹野氏の魅力に惹かれると共にKCBのライブへ。
その後、MPVやDVD「ひっくりかえそう!」を製作。



とある晴天の春の日・スイセン咲き乱れる滋賀県蓬莱山頂上付近にて。
(背景に見えるのは手羽先ササノさん)

ひくりかえそう!
KCB初のライブDVD
『ひっくりかえそう!』
(OBUR-0007 ¥3,360)


 このDVDに出演しているKCBの人たちってステキなんですよねぇ。みんな生き生きしてるし、楽しんでいる。ホント、いい表情してる。制作時には何度も繰り返して素材を見るので、たいていの場合、完成したらしばらく観たくなくなるのですが、このDVDはそうでもないんです。彼らのいい表情に会いたくなって今でもちょくちょく観ています。
 
 私的なことなのですが、編集をしている時期、私はある辛い状況を抱えていて編集作業もままならない状態でした。しかし撮影した彼らの映像と向きあっているうちに、少しづつ元気を取り戻したのです。また、ちょうどその頃、KCBのNewアルバム制作期間中で、レコーディング現場に足を運んでいるうちに、みんなのアルバム作りに対する姿勢なんかに素直に感動し、触発されたりもしました。高い集中力、発想、出てきた音・録れた音との向きあい方―。そんな中にいたからこそ、私も無理に自分を鼓舞することなく、溢れ出た、いい波動の中に身を浸しビデオ制作をすることができたのです。
 
 ところで、先日、KCBの東京ライブ('04.5.22 吉祥寺スターパインズカフェ)に行ったのですが、凄かった。ガツンときました。ステージには独立した4人の大人が立っていて、確かな経験とパワーに満ち溢れていました。私はもうステージに釘付け状態で、あっという間に2度目のアンコール…。
DVDの映像がすっかり私の脳裏に焼きついているので、どうしてもそれと比較して見てしまうのですが、成長しました、KCB!! 一段とかっこよく。昨年のライブのコンセプトは「リ・スタート」でした。いやいや今回こそがまさに「リ・スタートだ!」とひとり悟ってしまいました。
これからがますます楽しみです、KCB。


2004.6.1長岡野亜